iOS とAndroid UIの違い5選

みなさんこんにちは。 UIUXデザイナーのa.nです。

今日はモバイルデザインをする上で大切なiOS とAndroid UIの違いについて5 個ご紹介します。
今回取り上げるOSの違いはMaterial Design, Human Interface Guidelinesで定義されているものを参照しています。
過去にMaterial Design, Human Interface Guidelinesの概要についてもご紹介していますので、よければご参照ください!




1.システムフォント

iOSはSan Francisco、 Android はRobotoを標準フォントとしています。
San Franciscoがかなり直線的なのに対して、Robotoはより丸みがあります。
こちらのサイトが2つのフォントの比較に参考になり直感的で面白かったです。

2. 単位 と最小押下面積

iOSは44x44 pt、Androidは44×44dpと定義しています。
最小押下面積は、指の大きさに関係しているみたいです!
ちなみに人差し指の平均幅は45〜72 ピクセルだそう。。

3.内蔵ナビゲーション

iOS とは異なり、Android 9まではナビゲーション ツールが組み込まれています。
内蔵ナビゲーションは、「戻る」ボタン、「ホーム」ボタン、「タスク管理」ボタンで構成されています。

4.上部,下部のナビゲーションバー

iOSは上部のナビゲーションバーを「Navigation bars」下部のナビゲーションバーを「Tab bar」
Androidは上部のナビゲーションバーを「Top app bars」下部のナビゲーションバーを「Navigation bar」と呼んでいます。
デザインは似ていますが、UIの名前が違うので注意が必要です。

5.モーダル

iOSは「Modality(設計手法)」、Androidでは「Dialogs」「Bottom Sheets(Component)」に定義されています。
iOSではUIを使う目的に応じて、「Alert」「Action Sheets」「Sheet」「Activity view」の中からコンポーネントを使い分ける必要があります。




以上5つご紹介しました!
モバイルデザインの参考になれば幸いです。