お久しぶりの masm11 です。
ディスクの整理、してますか? 不要なファイルをいつまでもデスクトップやダウンロードフォルダに置いたままになっていませんか?
そんな手間な… そんな時には自動化です。
Windows は自動でダウンロードフォルダの古いファイルを削除することができます。 そう、ストレージセンサーですね。 しかし、これがまた、ちょっとした設定が必要でして…
今回はそんなお話です。
ストレージセンサーを設定する
もちろん、ちゃんと設定画面が存在します。設定していきましょう。
設定を開き、システム → ストレージと遷移すると、ストレージセンサーがありますので、 スイッチを ON にします。
そうすると、いろいろ設定できます。 ストレージセンサーを実行するタイミングを毎週にし、 ダウンロードフォルダのファイルは30日経ったら削除するようにしました。 ゴミ箱も30日がデフォルトのようですね。
これで様子を見ましょう!
しばらく後
消えてくれません T_T 何故…
私は思いました。「また必要なサービスが動いてないんちゃうの?」
「今すぐストレージセンサーを実行する」(先程のスクリーンショットの下の方にありますね) をポチッとな。
しかし、消えません…
ぐぐっても、この程度の情報しか見つかりません。 しかし、根気よくぐぐっていると、たまにはいい情報がヒットすることもあります。
なんと、 ダウンロードフォルダのファイルの最終アクセス日時が何らかの要因で変わってしまうことは、 結構あるそうです。ウイルススキャンでも変わる場合があるとか。
それって Windows Defender でもダメかもって言ってます? なんとなく、on-demand scan だと大丈夫で full scan だとダメって言ってる気がしますね。 あと、.exe の中にはアイコンが含まれてたりするので、 エクスプローラーで一覧表示するだけで既にダメなんじゃ?
条件はよくわかりませんが、回避方法が存在します。 ターミナル (PowerShell) を起動し、以下のコマンドを実行します。
fsutil behavior set disableLastAccess 1
そして OS を再起動します。
これで、ファイルの最終参照日時の更新を無効にすることができます。 ただし、OS レベルで、です。ストレージセンサーのみではないことには注意が必要かと思います。
さらにしばらく後
これでちゃんと古いファイルが消えてくれるようになりました!