未経験SRE大募集しています!!

こんにちは、株式会社インゲージでSREを担当しているanecho108と申します。 この記事のタイトルだけを見ると信頼性に欠けるように感じるかもしれませんが、真面目に募集しています。

募集の背景

当社では、Re:lationというSaaSサービスのプロダクトを開発・運用しています。ありがたいことに、事業は順調に成長しており、それに伴ってインフラの複雑性や求められる品質も高まっています。これらのニーズに応えるため、SREチームの体制強化が急務となっています。
ingage.jp

将来的な拡張性や安定性を見据えた体制づくりの一環として、新たな仲間を募集しています。SRE未経験でも問題ありません。AWSを使ったお仕事をしたい方に向けた募集となります。

市場が拾いきれていないSRE志望者を

と会社的な背景を書かせていただきましたが、私個人としてもこの職種に貢献したいと思っています。SRE NEXT等のカンファレンスに出席すると、SREの方で溢れていて嬉しく思うのですが、転職市場を見てみると、SREをやりたいのに経験が不足していて残念ながら見送りになってしまった方もいらっしゃるのではないかと思っています。そういったやる気のある方に、ぜひ来てもらいたいと思っています。

AWSをやりたい、SREをやりたい、という方には滅多にお目にかかれない魅力的な機会だと思いませんか?

ところで株式会社インゲージとは?

大阪に本社があり、東京にも支社があります。SREはどちらの拠点でも構いません。 株式会社インゲージでは、Re:lationというSaaSアプリケーションのサービスを展開しています。いわゆる自社開発で、今回募集しているお仕事も基本的にはこちらのサービスとなります。 www.ingage.co.jp

また、弊社のミッションは下記の通りです。
SREも一人ひとりの顧客を思ってミッションを達成していく方針です。
SREにぴったりなミッションだと考えています。

Mission:
ひとり一人に向き合うをカタチにする人はひとり一人みんな違う。
似ている人がいるからと勝手にその人と同じと判断されたくない。
似てることは同じということじゃない。
だからひとり一人に向き合うことはとても大切。
でもとても難しい。難しさは人が増えればなおさら。
増えれば増えるほど難しくなる「ひとり一人に向き合う」ことを私たちはITの力で実現します。

Re:lation(リレーション)とは

では、そのSaaSアプリケーションとはどのようなサービスかと言いますと、一言で言えば、多様化するコミュニケーションサービスを一元化し共有管理する顧客対応クラウドサービスです。

中の人間が言うと、お世辞に聞こえるかもしれませんが、UI/UXが良く非常に使いやすく、とっつきやすいWebアプリケーションだと思っています。過去にグッドデザイン賞も受賞しています。

サービスは、わかりやすく説明すると、複数の人が同じ画面でメールソフトのように扱うことが出来るだけでなく、様々な連携サービスと連携しているので、メールだけでなく、電話、SMSやチャットといった仕組みも同じ画面上で見ることができます。

例えば、お客様の問い合わせを複数人がウォッチすることで返信したかどうかを見落とすことがなく、各メールや電話のステータス(対応済など)を管理できます。各メールや各電話応答に対して、コメントを付与できるのが便利です。(「早めに返信して欲しい。」とチームメンバーへコメントを加えたり、メンションしたり。)

IT系の案件でもお客様とのやりとりに便利に使えると思っています。保守・運用フェーズも良いですね。(前職時代の私にこのRe:lationがあれば、1週間もお客様に返信していない!と怒られる心配もなかったのに…。)

SREってどういうお仕事でしょうか?

SRE(サイト信頼性エンジニアリング)の仕事は、会社によって定義が異なると考えています。また、開発エンジニアやインフラエンジニアが次に目指すキャリアとも捉えています。

まずは提唱元のGoogleから見てみましょう。

Google

“SRE は、信頼性の高い本番環境システムを実行するための職務、マインドセット、エンジニアリング手法のセットです。Google Cloud では、ツールやプロフェッショナル サービスなどのリソースを通じて、SRE の原則を実装できるよう支援しています。’’https://cloud.google.com/sre?hl=ja

少し抽象度が高いですね。SRE本を読むと役割がより明確になります。

www.oreilly.co.jp

インゲージのSRE

では、インゲージのSREはどのような仕事でしょうか。

インゲージのSREは、実行されるクラウド環境の信頼性に対して全責任を負います。また、従来のインフラチーム、アプリケーションチームという分け方だけでは壁ができてしまいます。

SREは、インフラチームの領域に加えて、技術的にアプリケーションと混ざりあった領域でもあるため、アプリケーション開発の生産性に寄与するような動きを作りたいと考えています。(=プラットフォームエンジニアリング)

他社様のチームでは、SREというロールは最初から存在せず、全員SREとしてアクションするというチームもあります。私達は最初からというのは難しいですが、SREチームが、他チームやシステムが能動的・自動的にアクションし、またSREが新しく何かに挑戦できることを目指します。

簡単にですが、インゲージのSREを図式化してみました。これらの目的を達成するためには、何をすれば良いか?と考え、設計・構築・調整していくのが仕事になっていきます。一般的なSREよりは広域です。

AWSを中心としたクラウド最適化へ

インゲージのSREチームでは、AWSを中心としたインフラの設計・構築・運用に加え、クラウド全体の最適化、セキュリティ強化、デプロイメントの改善といった幅広い技術領域に取り組んでいます。

SREは、プロダクトの可用性・信頼性の向上を担い、技術的アイデアを活かして開発組織とプロダクトの成長を支える重要なポジションです。

こういう人がインゲージのSREに向いている

せっかくAWSに興味があるのに業務都合で一部しか触らせてもらえない、もしくはそういった案件に配置されない。AWSでどのようなビルディングブロックが正しいのかよくわからない。"AWSを扱っていました"と言っても、EC2で構築しました、でもネットワーク、セキュリティ、コストやベストプラクティスはあまりわかっていない。

そういった方にこそAWS全般を扱うことになりますので、非常にスキルアップが見込めると思います。募集している身でありながらお伝えすると、ぜひこの滅多にないチャンスを掴んでいただきたいと思っています。

抽象度の高い質問に答えられる

インゲージのSREチームに入ることで、得られる効果についてです。下記は抽象的な問いになっていますが、これらの質問の答えを導き出せるようになると思っています。

  • 正しく運用できる、しているとはどういう状態?

  • セキュリティ確保は何から始めればいい?

  • コスト最適化とは具体的に何をすればいい?

  • 可用性を高めるためには何をすればいい?

  • オブザーバビリティを獲得するためには何をすればいい?

  • 構成のベストプラクティスは何か?

  • 開発者から求められるAWS構成レビューに応えるには?

  • 安全なリリース方式って?

  • SREの運用負荷を下げるためにAIをどう活用する?

  • 変更失敗率を下げる取り組みって何をすればいい?

  • 開発者の生産性を高めるためには何をすればいい?

まずはカジュアルに面談してみませんか?

SREは未経験だけれどもAWSを軸に仕事をしていきたい!という熱い思いがある方は、改めて本当にチャンスだと思っています。ステップアップが出来る機会だと思います。

私も何回か転職している身なので、アドバイスするならば動き出すのは"自分"です、他人ではありません。誰かに言われて動き出すものではないんです。時間も有限です、今の仕事の都合を数ヶ月も待つ必要がありますか?後ろめたい気持ちになりますか?(私は後ろめたい気持ちになって待ちました(笑)、そして待っても得られるものが少なかったと反省しています)

こちらの記事にたどり着く方も少ないと思いますので、何かの縁だと思ってまずは下記からカジュアル面談してみませんか?ぜひお待ちしております。

mite.ingage.co.jp