フィードバックの質を変えるヒント

こんにちは!UI/UXデザイナーのYOROです!
最近社内でレビューやフィードバックについて色々と悩みを相談したところ、『みんなではじめるデザイン批評』という本をおすすめしてもらいました✨

まだ最初の章を読んだだけですが、チームで共有したくなるような大切な気づきがいくつもあったので、ブログにまとめてみました!

みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド | アーロン・イリザリー, アダム・コナー, 長谷川恭久, 安藤貴子 |本 | 通販 | Amazon

フィードバックは、ただの「リアクション」?

本の中で印象に残ったのは

〜 フィードバックとはただのリアクションを指しているだけの単語だ 〜

——という一文でした。一見当たり前のようで、見落としがちな視点です😢

私たちはよく「フィードバックください」と言いますが、実際には「なんか変」「もう少し可愛く」「Appleっぽくして」など、直感的な感想にとどまることも少なくありません。

こうした反応も「ユーザーの瞬間的な印象」を探るヒントにはなりますが、個人の好みや先入観に偏りやすく、ユーザー全体の声とは限らないのが難しいところ。

そのまま受け取ってしまうと、デザイン改善の根拠としては心許ないと感じました。

フィードバックには3つのタイプがある

書籍では、フィードバックを大きく3つのタイプに分類していました。 なかでも「デザインの選択がプロダクトの目的に沿っているか」を考えるうえで、③の批判的思考型が最も有益だとされています。

1️⃣ 反応型

  • 感想、印象、直感的な反応
  • 「いいですね」「微妙」「もっとこうして」など
  • 感情ベースなので偏りが大きい

2️⃣ 指示型

  • 「私ならこうする」「ここをこう変えて」など
  • 役立つ場合もあるけれど、相手の好みに引っ張られやすい
  • 依頼者の課題やユーザーの視点を十分理解しないまま提案が走りがち

3️⃣ 批判的思考型

  • 「どの側面を評価しているのか」「どんな判断を検証しているのか」を明確にする
  • ゴールや基準を共有しながら会話する
  • 目的に沿った改善につなげられる

フィードバックがうまくいかない本当の原因

その原因は、第一章の冒頭にズバッと書かれていて、思わずドキッとしました😱

〜フィードバックをお願いする時に、何を見てほしいかを具体的に伝えていないことがうまくいかない原因〜

——まさにその通りだと感じました。
「意見ください」「フィードバックお願いします」だけだと、どうしても反応型や指示型のコメントに寄りがちで、会話の焦点がぼやけてしまいます☁️

振り返ってみると、「ここを見てほしい」という観点は伝えていた“つもり”だったものの、私が担当していたのはゼロイチでつくる新機能のデザインが多く、スコープが広すぎて絞りきれていなかったことに気づかされました。

これから意識していきたいこと

この本を読んで改めて感じたのは、フィードバックをお願いする時に、何を知りたいのかを具体的に伝えることの大切さです。

特に私の場合は、フィードバックしてほしい範囲や視点を伝えきれていなかったことが大きな課題だったと感じました。

今後はフェーズごとに目的を整理しながら「今日は全体の方向性をざっくり確認したい」「ここは細部まで詰めたい」など、どこまでを対象にしてほしいのかを事前にしっかり共有するように意識したいと思います。
また、自分がフィードバックを“する側”のときも「どこを見ればいいのか?」「どこまでが対象なのか?」をまず確認してから意見することを心がけたいです😤

おわりに

フィードバックにも種類があることを知ってから、受け取り方や伝え方に少し変化があったと感じています。
その違いを意識することで、チーム内の会話の質もきっと高めていけるはずです。

フィードバックは、プロダクトをより良くするための大切なプロセス❤️‍🔥
ですが認識にズレがあると、コミュニケーションの混乱や、モチベーションの低下につながってしまうこともあります😭
私自身まだまだ試行錯誤の途中ですが、これからも意識して改善を続けていきたいと思います!

皆さんはフィードバックをうまく活用できていますか?
一緒により良いプロダクトづくりを目指して頑張っていきましょう💪