書籍「図解いちばんやさしく丁寧に書いた 業務マニュアルの作成」の紹介

id:kizashi1122 です。 お久しぶりです。

今日はテックな話題ではなく、「マニュアル」の話をしたいと思います。

何か繰り返しおこなう作業があった場合に、よくマニュアルを作ります。
目的は、

  • 作業内容を忘れないように
  • 前回と同じ作業結果を得ることができるように(再現性)
  • 他の人でも作業ができるように

といったところでしょうか。

しかしこのマニュアル作成も場当たり的に作っているなあと思い、書籍を読んでみることにしました。

作者の中山亮さんは、500社以上のマニュアル導入支援をした実績からこの本を執筆したそうです。出自がエンジニアでもあり親近感がわきます。

とてもためになる本でとてもおすすめです。
さすがに全部を紹介するわけにはいかないので、少しだけですが、引用しながら紹介します。

P.30 すべての業務はマニュアル化できる

なんとも頼もしい言葉じゃないですか。理由としてはすべての業務には「目的・結果・行動」の3要素が備わっているから、とのことです。

P.32 Column1 楽譜は身近にあるマニュアルの一種?

なるほど!確かに!と思いました。楽譜どおりに演奏すれば、誰でも同じ楽曲を再現できますからね。 書籍では、楽譜は「準マニュアル」と呼ぶのが正しいかもしれないと言っています。マニュアルには「考え」や「思い」が明示され、それに基づいた手順が示される一方、楽譜には「思い」などは必ずしも明示されてないからだそうです。

当然、運用についても触れています。

P.44 作成は、なるべく1人ですすめること。

複数人で作ろうとすると、さまざまな意見がでてきて内容が絞り込めなくなる。統一性や一貫性が失われるとのこと。

現場を知っている著者だからこその意見だと思います。

P.54 仕組み化に必要な3要素① マニュアル管理会

マニュアル管理の属人化を防ぐ。マニュアル管理を維持するための仕組みを作るということですね。ドキュメントは作ったそばから陳腐化していきますので、こういう仕組みは大切ですね。

他にも、こんな面白いことも書いていました。

P124. 作成者名の記載は不要

「もしもマニュアルを使用する中で疑問が生じたのであれば、作成者に直接確認をとるのではなく、管理者に対してその疑問を報告し、すばやく内容の更新を図るべきなのです」

マニュアルをすばやく更新できる文化が大切ですね。同様にちゃんと更新できているのであれば更新日付すら必要ないと書いています。

どうでしょうか? 面白そうですよね。

ぜひ読んでみてください。