みなさんこんにちは! サーバとフロントと、いずれが本職か分からなくなってきた hikaru-kimi です!
最近 JavaScript 関連の記事が続きましたので、原点回帰ということで Rails についての記事を書くことにいたしました!
好評シリーズ「Rails のソースコードを読んでみた」の第二弾で、今回は Rails の面白いコード(コメント)を紹介していきたいと思います!!
彼女から元カノへ
rename_column "test_models", "girlfriend", "exgirlfriend"
https://github.com/rails/rails/blob/v6.1.7.3/activerecord/test/cases/migration/columns_test.rb#L20
彼女を元カノへリネームってどういう意味なんでしょうか…?
彼女との破局を迎えた後、その彼女との思い出を「元カノ」との思い出に書き換える、ということでしょうか?
いまいち腹に落ちませんが、このコードを書いた人の私生活に何かあったのかもしれません。
にしても、「彼女を元カノへ名前を変える」ってとても詩的な響きがしますよね。J-POPの歌詞にありそうです。
アメフト好き
続いてはこちらのテストコードです。
topic.replies.create!(title: "re: monday night", content: "football")
「Monday Night Football」と聞いてピンときたそこのあなたはきっとアメフトファンですね!
NFLの中継番組の名前で、このコードを書いた人も当夜のアメフト中継のことで頭がいっぱいだったか、あるいはアメフト中継を見ながらプログラミングしていたのでしょう。
かく言う私もテストコードの名前にマイブームの有名人の名前を用いることもしばしばありますので気持ちはよく分かります!汗
日本のアニメ
json = {book: { title: "Love Hina" }}.to_json
https://github.com/rails/rails/blob/v6.1.7.3/actionpack/lib/action_controller/test_case.rb#L264
「Love Hina」とは何ぞやと思って Google 検索してみるや、「ラブひな」という日本の漫画およびアニメのタイトルでした。
このコードを書いたのはよもや外国人ではあるまいと思いきや、アカウント名から推測するに外国人のようです。恐るべしクールジャパンですね。
他にも
tagging = taggings(:godfather)
というコードもありました。
godfather といえば映画の「ゴッドファーザー」を連想しますが、このコードを書いた人はゴッドファーザーがお好きなんでしょうね。
(ちなみに、godfather という単語には「名付け親」「後見人」という意味もあります。もしかしたら映画のタイトルから採られたわけではない可能性もありますが、文脈からは判然としません)
包丁
続いてはコメントになります。
# >> "🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪".size # => 20 # >> "🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪".bytesize # => 80 # >> "🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪🔪".truncate_bytes(20) # => "🔪🔪🔪🔪…"
夥しい数の「🔪」が並んでいますね。
コードの記述中に不穏・物騒なことでも考えていたのでしょうか??
それとも、このコードを記述した人にとってプログラミングとは塗炭の苦しみを舐めるほどの苦痛を味合わせるものなのでしょうか?
精神状態が心配になります。
以上、Rails のソースコードを読んでいて見つけた面白いコード(コメント)集でした。
ソースコードというと機械的で無機質な印象を抱きますが、こうして読むと血の通った人間が様々な感情を抱きつつ記述しているんだと親しみを感じますね!
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