id:kizashi1122 です。 お久しぶりです。
だいぶ前に牛尾剛さんの以下の記事を読みました。
この記事を読んでああ僕も読まないとなと思いつつ、頭の片隅にそのことがひっかかりながらも月日が過ぎ去っていきました。
最近、子どもの勉強方法についても考えないとなあと思っていたところこの本を思い出しました。
読んでみるか。
著者の安川さんはアメリカで臨床医をされています。高校・慶應義塾大学でも好成績で卒業されて、日本の医師国家試験・アメリカの医師国家試験にも合格されているという大変優秀な方です。 この本では、その安川さんが当時ご自身が勉強していた方法と比べたりしながら、実際に論文を引きながら学術的に効果があるとされている勉強方法を紹介しています。
読み始めてみると割と読みやすい本で「えー、そうだったのー!」みたいな驚きもあり大変おもしろい本になっています。
このブログエントリではこの本の1章の一部だけを紹介します。
1章は「科学的に効果が高くない勉強法」を紹介しています。その最も最初にでてくるのが、
「繰り返し読む(再読)」
え?そうなの! 最初からびっくり。
実際に再読するグループと再読しないグループに分けて試験した結果、有意な差はなかったという研究をあげています。
(短期的な学習としては再読は効果があるという研究報告はあるみたいです)
また同じ再読するとしても、間隔をあけると学習効果が高くなる(分散学習)みたいな報告についても触れています。
普通の再読が学習効果があまりないと考えられている理由のひとつとしては2回目に読むときに「わかった気になってしまう」ため深い情報処理がされないことのようです。これを専門用語で「流暢性の錯覚(幻想)」と呼ばれる心理的な現象です。
そしてこの流暢性の錯覚がおこらないように気をつけながら学習していくことが大切ということになりますね。効果的な学習には脳に負荷をかけることが必要になるわけですが、その具体的な方法についても本書の後半で述べられています。
どうでしょう? 面白いと思いませんか?
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか?
